阿閉(あとじ・あつじ・あべ)・・・「閉」が「つじ」って?

 3034日目・文字霊日記
 阿閉=あとじ・あつじ・あべ・あえ・あへい・・・?

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 Y(丫=ア)字路・T (丁=テイ・ちょう)字路・七(漆)字路
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 阿閉(あとじ・あつじ・あべ)・・・「閉」が「つじ」って?
 閉=門+オ
 閇=門+下
   ヘイ
   し(まる)・・・丸・円・〇
   し(める)・・・芽瑠・目留・女留
   と(じる)・・・字留・事留・時留・地留
   と(ざす)・・・座主・坐す
   た(てる)・・・照・輝・瑛
   とじる・とざす・しめる・しまる
   とじる・やめる・終わりにする
   とじこめる・とじこもる
   かぎ・門の閂(かんぬき・毌抜き・環貫)を差しこむ穴
          韓 抜き?
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 オ=才
 材・財・犲・豺・鼒・釮
 团・䊷・䞗・䴭
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 地名
 高月町西阿閉
 (たかつきちょうにしあつじ)
 高月町東阿閉
 (たかつきちょうひがしあつじ)
 一乗寺西閉川原町
 (いちじょうじにしとじかわらちょう)
 一乗寺東閉川原町
 (いちじょうじひがしとじかわらちょう)
 三木閉(みきとじ)
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 阿閉=あえ・あつじ・あとじ・あへ・あべ
  閉野=しずの・とじの
  閉伊口=はいのくち
  閉伊=へい
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 閉まる(しまる)
 閉める(しめる)
 閉じる(とじる)
 閉ざす(とざす)
 閉てる(たてる)
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 開閉
 開けたり閉じたりすること・あけたて
 閉まる・閉じる・閉切る
 締め出す・閉め出す
 閉める
 自閉

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 捨閉閣抛(シャヘイカクホウ)・・・遮蔽確報?
 自力での仏教修行を廃棄して
 念仏だけをひたすら行うこと
 「捨・閉・閣・抛」=捨て去る
 浄土宗の
 法然が著した「選択本願念仏集
 日蓮宗
 日蓮が四文字を抜き出して並べた言葉
 浄土宗を批判する標語
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 羞花閉月(シュウカヘイゲツ)・・・秀歌併解通?
 容姿が極めて美しいこと
 花も恥じらい
 月も恥じらい隠れてしまうほどの美女
 羞月閉花(シュウゲツヘイカ)・・・襲外通(秋月)兵火?
 容姿が極めて美しいこと
 月も恥じらい隠れ
 花も閉じてしまうほどの美女
 「羞」=恥らう
 蟄居閉門(チッキョヘイモン)・・・知通虚併文?
 門や窓を閉じ部屋から出ないこと
 「蟄居」は窓や扉を閉めて部屋にこもる
 江戸時代の武士に課せられた刑罰の一
 「閉門」は窓や門を閉め
 人の出入りを禁止する
 江戸時代に武士や僧侶に課せられた刑罰の一
 閉月羞花
 「羞」は恥らう
 月も恥じて隠れてしまい
 花も恥じるほどの美しい女性
 閉口頓首(ヘイコウトンシュ)・・・閉講遁主?
 どうしようもなく困り果てること
 言い負かされ
 返答することが出来なくなること
 「閉口」=口を閉じて何も言わない様子
 困り果てた状態
 「頓首」=頭を地面につけるようなお辞儀
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 殻に閉じ籠もる
 口は閉じておけ
 目は開けておけ
 口を閉ざす
 口を噤む
 沈魚落雁、閉月羞花
 (ちんぎょらくがん、へいげつしゅうか)
 美女を形容する言葉
 あまりの美しさに
 魚は沈み、雁は落ち、月は雲間に隠れ
 花は恥じてしぼむ
 幕を閉じる
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 アトジ(阿閉)
 日本姓氏語源辞典
 富山県滋賀県、北海道。アツジも含む分布。
 滋賀県ではアツジが主流。
 滋賀県長浜市高月町東阿閉
 高月町西阿閉発祥
 江戸時代に記録のある地名。
 地名、姓の古い発音はアツジ。
 同地に戦国時代
 滋賀県大津市本丸町が
 藩庁の膳所藩士
 大阪府岸和田市岸城町が
 藩庁の岸和田藩士
 石川県金沢市丸の内が
 藩庁の加賀藩士に江戸時代にあった。
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 三重県伊賀市(旧:阿拝郡)
 672年(天武天皇元年)
 に記録のある地名。
 地名は
 アエ・アハイで
 「阿閇」、「阿閉」、「安拝」、「阿部」
 とも表記し
 て戦国時代以降は
 「綾」と呼称した。
 同地に飛鳥時代
 「阿閉臣」の氏姓があった。
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 阿閇神社
 兵庫県加古郡播磨町本荘4丁目11-21
 鎮座
 播磨町
 町制施行前は
 「阿閇村」と呼ばれていた
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 元明天皇=阿閇(あへ)=阿部・阿毎?
 661年
 斉明天皇七年
 ~
 721年12月29日
 養老五年十二月七日
 第43代天皇
 在位
 707年8月18日
 慶雲四年七月十七日
 ~
 715年10月3日
 和銅八年九月二日
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 藤原京から平城京へ遷都
 『風土記』編纂の詔勅
 『古事記』を712年(和同年)完成
 「和同開珎」の鋳造
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 諡号
   日本根子
     天津
     御代
     豊國・・・豊後・豊前・・・大分
     成姫天皇
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 諱 阿閇(あへ)・・・阿閉
   阿部(あべ)皇女とも
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 母 蘇我倉山田石川麻呂の女
   姪娘(めいのいらつめ・宗我嬪とも)
 父 天智天皇中大兄皇子
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 同母姉 御名部皇女高市皇子妃)
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 夫 草壁皇子
 子 軽皇子(珂瑠皇子・文武天皇)
   氷高皇女(元正天皇)・・・日高・日下
   吉備皇女(内親王長屋王妃)
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 慶雲五年一月十一日
 (708年2月7日)
 武蔵国秩父(黒谷)より
 銅(和銅)が献じられ
 「和銅」に改元
 和同開珎を鋳造
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 「藤原不比等」を重用
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 和銅三年三月十日
 (710年4月13日)
 藤原京から平城京に遷都
 左大臣
 「石上麻呂」・・・物部氏
 を藤原京の管理者とし
 右大臣
 「藤原不比等
 が事実上の政治執行権力者
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 和同五年(712年)正月
 諸国の国司
 荷役に就く民を気遣う旨の詔
 二十八日
 『古事記』を
 「太安万侶」に献上させた
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 和同六年(713年)
 『風土記』の編纂
 「好字令(諸国郡郷名著好字令)
 を詔勅
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 和同八年(715年)
 郷里制が実施
 九月二日
 孫の
 「首皇子(おびと おうじ)」
 ↓↑・・・首=くび=馘=頸=九尾=杙=句意?
     首=䒑+自
       丷+一+自
       丷+一+ノ+目
       シュ
       くび
       かしら
       こうべ
       はじめ
       もうす
       くびかしら・こうべ・あたま
       はじめ・はじまり・最初先頭
       かしら・首領・おさ・長官
       統率する人・監督
       詩歌を数えることば
       もうす・罪を申し出る
       自首・自白
       むかう・頭を向ける
       くび・首と胴の間の部分
       くび・職をやめさせる免職・解雇
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       名のり
       おびと
       かみ
       さき
       はじめ
       ↓↑
       首(くび)
       首(かしら)
       首(こうべ)
       首(はじ)め
       首(もう)す
       ↓↑
       匕首・合口(あいくち)
       鍔が無く・長さが短い刀・どす
       足首(あしくび)
       猪首(いくび)=短く太い首
       打ち首=斬罪
       絞首
       襟首(えりくび)=うなじ
       馘首(カクシュ)=解雇・首切り
       円首方足=人間
       鳩首協議=ボス同士の妥協交渉
       鳩首凝議=
       鳩首謀議=
       牛首馬肉=羊頭狗肉
       仰首伸眉(ギョウシュシンビ)
       何事にも動じないこと
      「首を仰ぎ眉を伸ぶ」
       ↓↑
       匕首に鍔(あいくちにつば)
       足駄を履いて首ったけ
      (あしだをはいてくびったけ)
       鬼の首を取ったよう
       鶴首(カクシュ)
       鎌首をもたげる
       雁首を揃える
 ↓↑     ↓↑
 「首皇子(おびと おうじ)」
 はまだ若く
 娘の
 「氷高(ひたか)皇女(元正天皇)」
 に
 譲位
 「太上天皇
 養老五年(721年)五月
 発病
 娘婿の
 「長屋王
 と
 「藤原房前
 に後事を託し
 遺詔とし葬送の簡素化を命じ
 十二月七日崩御・61歳
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 和銅発見地
 埼玉県
 秩父市黒谷に鎮座する
 「聖神社」に
 元明天皇下賜と伝えられる
 「和銅製蜈蚣雌雄一対」
     ムカデ(百足・蜈蜙・蜈蚣・蝍蛆・Centipede)
     多足亜門・ムカデ綱(唇脚綱、Chilopoda)
     に属する節足動物の総称
     オオムカデやゲジなどを含め
     脚の数が多く、運動性に富む肉食動物
 養老六年(722年)十一月十三日
 「元明金命(げんみょう こがねの みこと)」
 として合祀された
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 「阿閇神社」
 祭神
 住吉三神底筒男命中筒男命表筒男命
 息長帯姫命神功皇后
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 『住吉大社神代記』
 賀胡郡
 阿閇津浜の中心地にあたる
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 阿閇荘は
 現在の播磨町全域だけでなく
 加古川市南東部の
 別府町・平岡町の大半を含む地域・・・
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 本殿
 1702年(元禄二年)建立
 本殿はすべて西向き
 境内に
 阿閇恵美須神社
 1965年(昭和40年)
 島根県出雲国
 美保関神社より勧請されたもの
 稲荷神社も存在
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 氏は「アエ(阿閉)=アへ」
 ↓↑
 アツシ(篤)・アツシ(厚志)
 ↓↑
 アツジ(阿辻)
 アツジ(厚地)・アツジ(厚治)
 アトジ(跡路)
 アトジ(跡地)・アトジ(跡治)・・・後事?
 ↓↑
 アトジ(阿閇)・・・?
 ア ベ(阿閇)・・・?
 ↓↑
 アベ(阿部)・アベ(安部)・アベ(安倍)
 アベ(阿辺)・アベ(安陪)・アベ(阿倍)
 アベ(安辺)・アベ(阿邊)・アベ(阿邉)
 アベ(安邊)・アベ(阿陪)・アベ(安邉)
 ↓↑
 アベ(晁)・アベ(猜)
 ↓↑

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 名字由来net
 阿閉=あとじ・あつじ・あべ・あえ・あへい
      丫(ア)辻=三叉路=Y字路・・・?
               「丁字路」・・?
      七辻(ななつじ)=七叉路(ななさろ)=漆辻・・・?
      東京都大田区=七つの道が交差=7叉路(ななさろ)
             7=ク=ワ=7・・・?
            =大田区・・・「太田・多田・大多」+句
                    太田牛一・・・「信公記」
                    太安万侶・・・「古事記
             萩中・・・・・萩=ハギ(Lespedeza)
             ↓↑     マメ科ハギ属の総称
                    落葉低木・秋の七草
                    山口県
                    萩市・・・松下村塾
                    大字江向510番地
                    長州藩の本拠地
                    隣接自治
                    島根県
                    益田市
                    鹿足郡津和野町
                    山口県
                    山口市
                    長門市
                 阿武郡阿武町
             ↓↑     美祢市
             南蒲田、東六郷、南六郷の境
 現
 三重県北西部である
 伊賀国
 阿拝郡が起源(ルーツ)である
 阿閉臣
 (安倍氏(祖先は第八代孝元天皇の孫)族)
 の子孫
 膳所
 竜野城主などにみられる
 by
 2019-10-08
 古事記字源
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