「ムシ」でもないのに「からムシ」・・・

 3178日目・文字霊日記
 あいうえお・イロハニホヘト・・・きつつき(啄木鳥)
 ・・・前回のツヅキ・・・
 愛(あい)、植(う)慧(え)苧(お・苎)・・・
 I i     U u   A a  O o
           E e

  ↓↑
 「ムシ」でもないのに「からムシ」・・・
  漢字を見れば「茎(から)蒸(む)し」・・・
 「加羅虫・唐虫・殻虫」じゃぁないんだ・・・?
 一瞬、「ミノムシ(蓑虫)」=「カラムシ」とも混乱し
 「ミノムシ(蓑虫)」の名前の記憶が薄れかけてしまい
 「カラムシ」じゃぁないョなッ・・・
 アレ、レれれッ・・・何だったけッ
 今にハジマッタことじゃないけれど
 思い出せなかった、ボケッ・・・

  ↓↑
 「ミノムシ(蓑虫)」
 チョウ目・ミノガ科(Psychidae)の蛾(ガ)の幼虫
 「オオミノガ」、「チャミノガ
 の幼虫
 枯葉や枯枝に
 粘性の糸を絡め
 袋状の巣を作って
 枝からぶら下がる
 ミノムシ(簑虫)の糸は
 蜘蛛の糸よりも強靭
 簑=竹+衰・・・「筑紫(竹・武・建・尊)」の
          衰退・衰弱・衰亡・・・?
   竹+亠+口+一+𧘇
   竹+亠+口+一+𧘇
  =簔=竹+亠+丑+𧘇
  =蓑=艹+亠+口+一+𧘇
   衰=哀+一・・・哀しさのハジメ
     亠+口+一+𧘇
     亠+口+一+ノ+𠄌+乀+ノ
     哀願・哀愁・哀感・哀歓・哀歌・哀史・哀詞
     哀鴻遍地(アイコウヘンチ)
     戦いに敗れた兵士、難民があらゆる場所にあふれている様子
     哀しげに鳴く雁が野原にあふれる様子を
     流浪する兵士や難民にたとえた

  ↓↑
 北海道に2011年に帰郷してから
 調べて
 同音の「異義言葉」を
 重ねて遊んできたのが・・・
 「少納言(ショウナゴン・すないものもうし)」
 朝廷の最高機関である太政官職の一
 唐名(漢風名称)=給事中
          四等官
          中の判官(じょう)に相当
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 「清少納言」・・・「枕草子」?
  清い  少ない  納める言葉
  きよさ すくない おさめる言
  記余差が少ない  言を乂(納める)

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 『枕草子・虫は』・第四十三  段
         (替肆拾簒)(談・譚)
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  「蓑虫
   いと あはれなり
   鬼の生みたりければ
   親に似て
   これも
   恐しき心あらんとて
   親の
   あや(妖・怪・奇)しき
   衣
   ひき着せて   
  「いま秋風吹かむ
   をりぞ来んとする
   まてよ」
   といひおきて
   にげて
   いにけるも知らず
   風の音を聞き知りて
   八月(はづき)
   ばかりに
   なれば
  「ちちよ、ちちよ」
   と
   はかなげ
   に
   鳴く
   いみじう
   あわれなり」

 ・・・
 ミノムシ自体は
 発声器官を持たない
 季語で
 「蓑虫鳴く」
 と扱われるが
 枝先で鳴く
 「カネタタキ」の鳴き声・・・?
 カネタタキ(鉦叩・Ornebius kanetataki)
 バッタ目カネタタキ科の昆虫

 「清少納言(淸𣥂納言)
  康保三年頃(966年頃)
  ~
  万寿(壽)二年頃〈1025年頃)
  親族に「少納言」職を務めたものはいず
  「少納言」の由来は不明・・・?
  「清・少・納・言」の
  漢字の意味の「ペンネーム」である・・・

  本名  清原 諾子(きよはら の なぎこ)説・・・諾威 (ノルウェー)
        諾=言+若
          ジャク・ダク
          うけあう・ひきうける
           応答する・承知する
          依頼をうけること・うけあうこと
          諾(うべな)う
          諾(うなず)く=頷く・肯く
          承諾
          諾成契約(ダクセイケイヤク)?⇔要物契約
  父   清原元輔

  配偶者 橘 則光
      藤原棟世・・・子供=「藤原重通」・・・母不明?

  子供  橘 則長
     「上東門院小馬命婦(じょうとうもんいん こまのみょうぶ)」
      ・・・「清少納言」と「藤原棟世」の子
      「藤原重通」は「藤原棟世の連れ子」
      ・・・母不明?・・・重ね通す・・・

      『小馬命婦(こまのみょうぶ)集』の
      「小馬命婦(こまのみょうぶ)」とは別人・・・?

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 ・・・「からむし」だった・・・
 「独り言」のコンピュータへの「文字の書き込み」だから・・・
 「読者ムシ」でゴメン・・・
ーー↓↑ーーー↓↑
  苧麻(チョマ)=イラクサ科の多年草・上布の原料
          繊維は青苧(あおそ)
          カラムシ(苧・枲・苎)
   苧=艹+宁=苎=艹+宀+一
     艹+宀+丁
     艹+宀+一+亅
     チョ
     お
     からむし
     からむし=アサの一種
     織物や縄の材料になる
     お=カラムシやアサの繊維を
       つむ(紡・紡績)いで作った糸(いと・シ)
  ↓↑
  茎(から・くき・ケイ)を
  蒸し(むし)て
  皮(かわ・ヒ)をはいだことから
  葉の裏は白い細毛が密生し銀白色
  七月(文月)から~十月(神無月)ごろ
  淡緑色の目立たない花穂をつける
  別名
 「くさまお(草苧麻)」
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  苧=艹+宁
    艹+宀+丁
    艹+宀+一+亅
    チョ
    お
    からむし
    からむし=アサの一種
    織物や縄の材料になる
    お=カラムシやアサの繊維をつむいで作った糸

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 じゃぁ、昆虫の「殻虫」って・・・
 甲虫類・・・カブト(兜・冑)虫
       クワガタ(鍬形)虫
       桒=十+卄+木=𥸮
        =桑=叒+木
         桑港 (サンフランシスコ)
         羅府(ロスアンゼルス
         紐育(ニューヨーク)
 昆虫綱・有翅昆虫亜綱
 甲虫目(鞘翅目)
 に分類される昆虫の総称
 卵~幼虫~蛹~成虫
 の「完全変態」・・・
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 カイガラムシ(介殻虫)=scale insect
 ↓↑
 カイガラムシ(介殻虫・Coccoidea)
 カメムシ目
 ヨコバイ亜目
 腹吻群
 カイガラムシ上科
 に分類される昆虫の総称
 果樹や鑑賞樹木の重要な害虫
 分泌する体被覆物質や
 体内に蓄積される色素が
 重要な経済資源・・・?
 分類は極めて混乱しており
 科の区分も
 分類学者により考え方が異なる・・・
 多くの場合に脚が退化
 ↓↑
 半翅目カイガラムシ
 上科Coccoidea
 に属する昆虫の総称
 果樹、植木、観葉植物の害虫
 ワタフキカイガラムシ
 コナカイガラムシ
 カタカイガラムシ
 マルカイガラムシ
 など十数科
 系統発生上は
 アブラムシ(蚜虫)に近い
 6000~7000種
 日本では約400種
 体表に分布する多数の微小な分泌孔から
 蠟質物や樹脂状の物質を分泌
 虫体被覆物を形成
 植物に固着して寄生生活
 ↓↑
 カイガラムシ(介殻虫)の言及
 マルカイガラムシ
 半翅目マルカイガラムシ
 Diaspididaeの昆虫の総称
 体長1~2mmくらい
 キチン化した脱皮殻と
 虫体からの分泌物で
 鱗片状の虫体被覆物=介殻(かいがら)を形成
 植物に固着し寄生生活
 介殻の形状はさまざま・・・

 ↓↑
 カンジの「不完全変態」・・・漢字音と字形から採ったのか?
 ↓↑
 ア 阿の偏・・・・?・ア=了=おわり=完了
 イ 伊の偏・・・・?・イ=人+尹(長官)
 ウ 宇の冠・・・・・宀=丶+冖=鍋蓋・椀の蓋
             ワの上の「丶=てん・ともしび・ぬし」
 エ 江の旁・ヱ⇔慧・・・工=巧・・・氵+了+一=山水の流れの終始
          ・・・乛+丄=上の鈎・鉤・鍵
 オ 於の偏・・・・・木-乀=オ・・・才?
 カ 加の偏・・・・・力(ちから)+口(くち)
 キ 幾の草体の・・・・・?・・・未(末)-ハ=キ・・・才・扌
                 𠀆=キ 
   楷書化から変化・・・?・・・來=来-冫-く=キ
                   来-Ⅹ=キ
                   半-ハ=キ
                「甲・申」-冂=キ
                   用-冂=キ・器用
   起の最初の3画
 ク 久の最初の2画
 ケ 介の画の省略・・・竹
   个の変形
 コ 己の最初の2画・・・「已・己・巳」-乚=コ
              尸-丿=コ
              弓+
 サ 散の最初の3画・・・廾・艹
   薩の冠・・・?
 シ 之の草体の変化・・・氵⇔シ?
 ス 須の最後の3画
 セ 世の行書体からの変化・・・?・・・乜=セ
 ソ 曽の最初の2画
 タ 多の最初の3画
 チ 千の全画・・・夭-乀=チ
 ツ 川の全画・・・?
         「゙+ノ=テン+ノ」
          爪=爫・⺤・⺥・・・?
          ツ+α=「挙営学畄巣栄誉覚」
          畄= 留=畱=㽞
          ツ=𠂎刀=丣=吅
            卯(ウ)
          留=㇒+ム+刀+田
          巣=巢
          桜=櫻→ツ=賏・・・嬰児⇔妥児
          妥=爫+女⇔俀・妥協
            采女(うねめ)=采・彩・採
          妥(おだ)やか
          妥(やす)らか
          妥協・妥結・妥当=適切で相応(ふさわ)しいこと
          普遍妥当

          斗(ツ・つ・トウ)

          擧=挙・・・與+手

          誉=兴+言
            ⺍+一+八+言
          譽=與+言
            臼+一+ ㇉ +六+言
            臼+丂 +六+言
            臼
            𦥑
            臿
            臾舂與興舊
            𦥯
          學=学→
          學=臼+爻+冖+子
            臼+メ+乂+冖+子
            E+メ+乂+ヨ+冖+子
          覺=覚→

          鼡=䑕・𠏙・𣆎・𣆨・𦥩
          鼡=⺍+𠂡
          鼠=臼+𠄌+𠃏+
            ∈+∋+𠄌+𠃏+:+:
          𡿳=巛+𠂡
          𩖟=+⺍+風
          腦=脳=脑→巛=ツ=亠
          惱=悩→  匘=匕+巛+囟
             匕首に鍔(あいくちにつば)

          榮=栄→火+火=ツ
              炏+冖=𤇾
          縈=礯→

          營=営→
          勞=労→
          螢=蛍→
          鶯=鴬→

          單=単→口+口=ツ
              吅=ツ
          彈=弾→
          禪=禅→
          戰=戦→
          獸=獣→
          嚴=厳→
   ツ
   州の草体から変化・・・?
   津の部から変化
   門の草体から変化
   爪の一部の変化
 テ 天の最初の3画・・・元-乚=テ・・・干
 ト 止の最初の2画・・・ト・・・朴=木+ト
   外の旁
 ナ 奈の最初の2画・・・左右存在の「ナ」・・・十
   南の最初の2画
 ニ 二の全画・・・弐・貮・貳
   仁の旁
 ヌ 奴の旁・・・奴=女+右手
 ネ 祢(禰)の偏・・・・示・・・竹内宿禰
 ノ 乃の最初の1画・・・「丿(へツ・へチ)」
 ハ 八の全画
 ヒ 比の旁・・・ヒ七匕𠤎
 フ 不の最初の2画・・・𠃌
 ヘ 部の旁の草体・・・𠆢・乀(フツ)
 ホ 保の最後の4画・・・朮-丶=ホ
 マ 末の最初の2画・・・?・・・予-了=マ⇔矛・矛盾
   万の省画・・・萬?・・・万=一+勹
 ミ 三の全画・・・川の横字

 ム 牟の最書の2画・・・ム=私・己・邪
   虫=中+ム
 メ 女の最初の2画・・・乂・乄・〆る
            网=冂+メ+メ
              あみ・モウ・ボウ・・・モウ=毛・妄・盲・猛
          異体字「網(繁体字新字体)・+罒(簡体字・罓)
              一网打尽
              网+α
              䒽・䍑・蛧・䋞・䰣・羀
              魑魅魍魎
              人に悪いことをする、さまざまな化け物
              私欲を満たすために悪事を働く者たち
              魍=鬼+罔
                鬼+冂+䒑+亡
                鬼+冂+丷+一+亠
            目・罒=横目 
 モ 毛の最後の3画・・・乇・乇
 ヤ 也の草体から変化・・・也・・・乜
 ユ 由の最後の2画の変形・・・?・・・互-匸(匚)=ユ
                   五=𫝀=𠄡・メ㐅
                   五-丅=ユ
   弓の最初の2画
 ヨ 与の最後の2画から変化・・・?・・・⺕(ヨ・彐=彑)
 ラ 良の最初の2画・・・一+フ=ヲ
 リ 利の旁・・・刂
 ル 流の最後の2画・・・?・・・儿
 レ 礼の最後の1画・・・𠄌・乚
 ロ 呂の最初の3画・・・口
 ワ 和の旁の草体・・・・?・・・冖
   輪の記号〇の二筆
 ヰ 井の全画(草体)から変化・・・?・・・韋
 ヱ 恵の草書体の終画・・・了+一
   慧の草体の一部
 ヲ 乎の最初の3画・・・フ+一
 ン 尓の最初の2画・・・冫
   无の草書体の簡略化

 於=お=オ
 以=い=イ
   ゐ
 衣=え=工
   ゑ
 ↓↑
 色は匂へど
 い  ろ は  に ほ  へ ど
 以(伊)呂(路)波(八)耳(尓)本(保)へ(反)止(都)

 散りぬるを
 ち  り ぬ  る を
 千(知)利(理)奴(沼)流(留)乎(遠)

 我が世
 わ  が よ
 和(王)加(可)餘(与)

 誰ぞ常ならむ
 だ  れ ぞ  つ  ね な ら  む
 多(太)連(礼)曽(租)津(ツ)祢(年)那(奈)良(羅)牟(无)

 有為の
 う   の
 有(宇)為(謂)能(乃)

 奥山
 お  く や  ま
 於( )久(九)耶(也)万(末・麻)

 今日こえて
 きょ   う   こ  え て
 計(介・気)不(布・符)己(古)衣(延)天(弖)

 浅き
 あ  さ き
 阿(安)佐(作)伎(畿)

 夢見し
 ゆ  め   み  し
 喩(由)女(馬・面)美(弥)之(志・士)

 酔ひもせず
 ゑ    ひ   も    せ ず
 恵(會・廻)比(皮・非)毛(文・裳)勢(世)須(寸)
ーーーーーー
 ・・・???・・・
   ↓↑   ↓↑

 「プラトン古事記をカタル(古事記字源)  + (表紙・画像・音楽)」の  移転先・・・
 ↓↑
 ボクの「古事記字源」の発端・・・
 ↓↑
 干支歴
 ↓↑
 追加添文 「戦争と平和」・・・「モウケの生き方」