郢書燕説(エイショエンセツ)・・・英書縁説?

 3150日目・文字霊日記
 「鷸=鴫・鴗・翡翠」と「蚌=蛤・文蛤・浜栗・鮚・clam」
 「漁夫の利」・・・鷸(しぎ)と蚌(はまぐり)のイノチ
 2022/3/4・金曜日・・・追加添文・・・
 ↓↑

f:id:naiegorou:20220306124733j:plain

2022/3/5・土曜日・・・追加添文・・・
 ↓↑
「うおんてっど・腐汚沈・1億ドル」・・・?
 wanted man
 person sought by the 人類(humanity)
 お尋ね者
  outlaw a person ・・・
 wanted by 人類(Human species) wanted person ・・・
  ↓↑
  ↓↑
 「プーチン」の「ウクライナ」侵略
 漁夫の利・・・
 ↓↑
 ダレが「漁夫」なんだか・・・
 「ロシア=露西亜=魯西亜=俄羅斯=峩羅斯」
 「ウクライナ=烏克蘭=宇克蘭」
 ↓↑

f:id:naiegorou:20220306124737j:plain

 ダレが鷸(しぎ・かわせみ・イツ)で・・・鷸=矞+鳥=矛+冏+鳥
     鷸=鴫・鴗・翡翠
      「鴫」は国字 
       チドリ目シギ科・その近縁の科の鳥の総称
       海・干潟・川などの水辺に棲み
       嘴(くちばし)が長く、貝・カニ・ゴカイなどを食す
        ↓↑
        矞=イツ・キツ・ケツ
        異体字「獝・𥎕・霱・譎」
        あざむく・だます・いつわる・いつわり・譎詐
        あやしい・ふつうとちがう・譎怪
        遠回しに言う・譎諫(ケッカン)
        怪譎(カイケツ)・狡譎(コウケツ).
        ↓↑
        矞=矛+冏
        予+丿+冂+㕣
        予+丿+冂+儿+口
        龴+乛+亅+丿+冂+八+口
        龴+乛+亅+丿+冂+儿+口
        うがつ
        矞雲(イツウン)=三色の吉祥雲
        驚く・動物が驚くさま
        だます・たぶらかす
        ↓↑ 
        冏=冂+㕣
          冂+儿+口
          冂+八+口
          キョウ・ケイ
          あきらか
          あきらかなさま・明るいさま
          きらきらと輝くさま
 ↓↑

f:id:naiegorou:20220306124741j:plain

 ダレが蚌(はまぐり・ボウ)なんだか・・・蚌=虫+圭=中+ム+十+一+十+一
   蚌=蛤・文蛤・浜栗・鮚・asiatic hard clam
   マルスダレガイ上科マルスダレガイ科の
   二枚貝・・・「二枚舌」?
 ↓↑
 鷸(しぎ・かわせみ)と
 蚌(はまぐり)の争いを利用し
 両方ともつかまえたという
 「戦国策・燕策」・・・
      燕=廿+北+口+灬=鷰・䴏
        エン
        くつろぐ
        さかもり
        つばめ
        安んずる・安息する
        さかもり・酒を飲む・酒を酌み交わす
        ツバメ科の鳥・渡り鳥
        中国戦国時代の七雄の一
        燕(くつろぐ)
        燕(さかもり)
        燕(つばめ)
          鍔 目
        つばめ=鳦・鷰・玄鳥・乙鳥・䴏
        Hirundo rustica
        ヒルンドー
            rustica
            ルスティカ・イタリア語=素朴な石造建築
            日本の石積みで〈江戸切り〉〈こぶ出し〉
            rusticate=英語=大学生の停学処分
            rustication =田舎暮らし
        スズメ(雀)目ツバメ科ツバメ属の鳥類
        ツバクラメ(都波久良女)
        通葉句覶米?
        土喰黒女(ツバクラメ)・・・?
        ツバクロ
        訳葉句賂?
  ↓↑     ↓↑
        燕子花(かきつばた)
        杜若
        アヤメ科アヤメ属の多年生植物
        菖蒲=あやめ=殺め(科・賊?)
        池や沼などの水辺に自生
        夏の初めに白色や紫色の花が咲く
        ↓↑
        息燕=のんびりと休むこと
           憩い休むこと・休息
        飛燕=飛んでいるツバメ
        房宴・房燕(ボウヱン)=閨(ねや)の内での楽しみ
        岩燕(いわつばめ)
        燕雀(エンジャク)
      ↓↑
      郢書燕説(エイショエンセツ)・・・英書縁説?
       関連のない物事を無理に関連付けて説明すること
       「郢」=楚の国の郡の名前
       「燕」=国名
       「賢人を登用せよ」と無理矢理解釈し
                国がよく治まった
      ↓↑
      燕頷虎頸(エンガンコケイ)・・・沿岸護警?
       武勇に秀でた、勇ましい武者の容姿
       燕のような顎
       虎のように太い首
       後漢の班超の人相
       万里の長城の外で武功
       燕頷虎頭(エンガンコトウ)・・・沿岸孤島?
      ↓↑
      燕雁代飛(エンガンダイヒ)・・・沿岸台(臺)比?
                      燕元臺卑(卑弥呼)?
       入れ違いになること
       互いに隔てられていること
       「燕雁代わって飛ぶ」
      ↓↑
      燕頷投筆(エンガントウヒツ)・・・縁頑問比津?
       決意決断をして志を立てること
       文章を書く仕事をやめて、武の道に進むこと
       「燕頷筆を投ず」
      ↓↑
      燕雀鴻鵠(ヱンジャクコウコク)・・・延尺興国?
       偉大な人物の志は
       普通の人には理解できないということ
      「鴻」=おおとり
      「鵠」=くぐい・白鳥の古名
       秦の時代
       日雇い労働の
      「陳勝」が
      「互いに金持ちになっても忘れずにいよう」
      と仲間に言い、それを聞いた雇い主が
      「日雇いの分際で何を言っているんだ」
      と嘲笑
      「陳勝」は
      「燕雀安くんぞ鴻鵠の志を知らんや」
     (ヱンジャクいずくんぞコウコクのこころざしをしらんや)
     と嘆き、後に秦に反乱を起こして王になった
     小人物には、大人物の志は理解できない
  ↓↑     ↓↑
        燕来 時尓成奴等 鴈之鳴者 本郷思都追 雲隠喧
        燕来 つばめくる
        時尓成奴等 ときになりぬと
        鴈之鳴者 かりがねは
        本郷思都追 くにしのひつつ
        雲隠喧 くもがくりなく
       (大伴家持 万葉集 巻十九 四一四四)
  ↓↑
 当事者どうしが争っている間に、第三者が利益を横取り
 「漁夫=漁師=漁父」とも書く
 ↓↑
 趙 且(まさに) 伐 燕
 蘇代(ソダイ)
 爲燕
 謂
 惠王 曰、
 「今者
  臣來 過易水
  蚌 正出 曝(さらす)
  而
  鷸 啄(ついばむ)其肉(ジク)
  蚌 合箝(はさむ)其喙(くちばし)
  鷸 曰、
 『今日 不雨
  明日 不雨
  即(すなはち) 有 死蚌』
  蚌 亦謂
  鷸 曰、
 『今日 不出
  明日 不出
  即(すなはち) 有 死鷸』
  両者 不肯(がへんぜず) 相舎(すつる)。
  漁者 得 而(しかうして) 并(あわせ)擒之。
  今 趙 且(まさに) 伐燕。
  燕趙久相支(ささえ)
 以
 敝(つかれしむ)大衆。
 臣恐
 強秦 之 爲漁父也。
 願
 王 熟計之也」。
 惠王曰、
 「善」。
 乃止。
 (戦国策 燕)
 ↓↑
 趙(てう)且(まさ)に燕(えん)を伐(う)たんとす。
 蘇代(そだい)燕の爲(ため)に惠王に謂(い)ひて曰(い)はく、
 「今者(いま)臣來りて易水を過ぐ。
 蚌(ぼう)正(まさ)に出(い)でて曝(さら)す。
 而(しかう)して鷸(いつ)其(そ)の肉に啄(ついば)む。
 蚌合して其の喙(くちばし)を箝(はさ)む。
 鷸曰はく、
 『今日雨ふらず、明日雨ふらずんば、即(すなは)ち死蚌有らん』と。
 蚌も亦(また)鷸に謂ひて曰はく、
 『今日出ださず、明日出ださずんば、即ち死鷸有らん』と。
 両者相(あひ)舎(す)つるを肯(がへん)ぜず。
 漁者得て之(これ)を并(あわ)せ擒(と)らふ。
 今趙且に燕を伐たんとす。
 燕趙久しく相支へ、以(もつ)て大衆を敝(つか)れしむ。
 臣強秦(しん)の漁父と爲(な)らんことを恐るるなり。
 願はくは王之(これ)を熟計せんことを」と。
 惠王曰はく、
 「善し」と。
 乃(すなは)ち止(や)む。
 ↓↑
 蘇代(そだい)が
 燕(えん)の国の
 恵王(けいおう)に語った話
 「はまぐりが口を開けていると
  しぎという鳥が来て
  はまぐりに食いついた
  はまぐりは自分の口を閉じて
  しぎのくちばしをはさんだ
  はまぐりとしぎが
  お互いに放そうとせずに争っている間に
  漁師があらわれ
  はまぐりとしぎを捕まえてしまった」
  『戦国策・燕』
 ↓↑
 鷸が
 ハマグリの肉を食べようとしたが
 ハマグリに嘴(くちばし)を挟まれた
 「今日も明日も
  雨が降らなければ水が切れ
  死んだハマグリになってしまうだろう」
 と鷸はがハマグリに言った
 ハマグリは
 「今日も明日も
  嘴を出せずにいたら
  飢えて死んだ鷸になってしまうだろう」
 そこへ漁師が来て
 鷸もハマグリもどちらも捕らえてしまった
  ↓↑
 「虎相闘いて駑犬其の弊を受く」
 「両虎食を争う時は狐其の虚に乗る」
 「鷸蚌(イツボウ)の争い」
 「犬兎の争い」
 「田父の功」
 「profiting while others fight」
 「play both ends against the middle」
 「Two dogs fight for a bone and the third runs away with it.」
ーーーーー
 ・・・???・・・
  ↓↑    ↓↑ 
 ボクの「古事記字源」の発端・・・
https://haa98940.wixsite.com/mysite/blog/archive/2022/3
 ↓↑
 干支歴
http://meisiki.bake-neko.net/keisanBXG4.html
 ↓↑