3113日目・文字霊日記
 ・・・ココはお国の何百里・・・
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 戦友
 明治38年日露戦争
 作詞 真下飛泉
 作曲 三善和気
 島津亜矢

 1.
 ここはお国を何百里
 離れて遠き満洲
 赤い夕日に照らされて
 友は野末(のずえ)の石の下
 2.
 思えばかなし昨日(きのう)まで
 真先(まっさき)かけて突進し
 敵を散々(さんざん)懲(こ)らしたる
 勇士はここに眠れるか
 3.
 ああ戦いの最中(さいちゅう)に
 隣りに居(お)ったこの友の
 俄(にわ)かにはたと倒れしを
 我はおもわず駈け寄って
 4.
 軍律きびしい中なれど
 これが見捨てて置かりょうか
 「しっかりせよ」と抱き起し
 仮繃帯(かりほうたい)も弾丸(たま)の中
 5.
 折から起る突貫(とっかん)に
 友はようよう顔あげて
 「お国の為だかまわずに
 後(おく)れてくれな」と目に涙
 6.
 あとに心は残れども
 残しちゃならぬこの体(からだ)
 「それじゃ行くよ」と別れたが
 永(なが)の別れとなったのか
 7.
 戦いすんで日が暮れて
 さがしにもどる心では
 どうぞ生きて居てくれよ
 ものなと言えと願(ねご)うたに
 8.
 空(むな)しく冷えて魂(たましい)は
 故郷(くに)へ帰ったポケットに
 時計ばかりがコチコチと
 動いて居るのも情(なさけ)なや
 9.
 思えば去年船出して
 お国が見えずなった時
 玄海灘(げんかいなだ)で手を握り
 名を名乗ったが始めにて
 10.
 それより後(のち)は一本の
 煙草(たばこ)も二人わけてのみ
 ついた手紙も見せ合(お)うて
 身の上ばなしくりかえし
 11.
 肩を抱いては口ぐせに
 どうせ命(いのち)はないものよ
 死んだら骨(こつ)を頼むぞと
 言いかわしたる二人仲(ふたりなか)
 12.
 思いもよらず我一人
 不思議に命ながらえて
 赤い夕日の満洲
 友の塚穴(つかあな)掘ろうとは
 13.
 くまなく晴れた月今宵
 心しみじみ筆とって
 友の最期(さいご)をこまごまと
 親御(おやご)へ送るこの手紙
 14.
 筆の運びはつたないが
 行燈(あんど)のかげで親達の
 読まるる心おもいやり
 思わずおとす一雫(ひとしずく)
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 二〇三高地・・・爾霊山(にれいさん)・・・
 戦前は
 「戦争」に徴兵されたら
 戦場で死ぬのが当たり前と
 ミンナ思っていたらしい・・・ほんとうかな?
 それに
 戦後も
 「徴兵」は無くなったが
 「戦争は無くならない日常」だと
 ミンナ思っているらしい・・・?
 ニッポンの
 「周辺国の若い男子」は
 「自国の徴兵義務」が嫌いらしい・・・
 ニッポンの「自衛隊」には・・・憧れらしい・・・
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 もうすぐ、「203高地」に突撃、突貫・・・
 ロスの「ラブレア劇場」で「日露戦争」の映画を観たけれど・・・
 日系アメリカ人で満杯・・・そして・・・
 日系人の「おばぁサン」がナミダを拭きながら
 「ムカシの兵隊さんは死ぬのが恐ろしくなかったんダネッ」
 ・・・「卑怯者」・・・「敵前逃亡・捕虜・殺傷しないヤツラ」・・・
 ・・・「勇者・英雄」・・・・「名誉戦死傷章」・・・
 第442連隊戦闘団
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  第442連隊戦闘団
 (442nd Regimental Combat Team)
 パープルハート大隊
 (Purple Heart Battalion)
 第二次世界大戦
 約33,000人の
 「日系二世」がアメリカ軍に従軍
 本団
 第100歩兵大隊
 アメリカ陸軍情報部
 の3部隊に配属
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 日系部隊
 ローマへの侵攻
 ブリュイエールの解放
 テキサス大隊の救出
 ダッハウ強制収容所の解放
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 「にひゃくさんこうち・にいまるさんこうち」
 中国北東部
 遼東半島南端
 旅順(大連市旅順口区)にある丘陵・・・

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 爾霊山(にれいさん)
 汝の霊をまつる山
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 1904年11月28日
 203高地攻撃開始
 一度は奪取するも
 ロシア軍の反撃で奪還され
 12月5日
 203高地を陥落させた
 正面防御線の
 東鶏冠山保塁
 二龍山保塁
 などを陥落させ
 1905年1月1日
 要塞は降伏
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 日露戦争
 「二百三高地髷(にひゃくさんこうちまげ)」
 前髪を張り出し
 頭頂部に束ねた髪を高くまとめた
 「女性の髪型」・・・

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 ・・・「旅順」・・・
 「旅=㫃=方+人
    㫃=方+𠂉
      人=𠂉(髪挿し・櫛・旗竿の横棒)
    旗(はた)+从(人が二人)?
   「方𠂉(はた)?」+「其(四角い)」?
    方=ホウ
      かた
      かく
      ただしい
      まさに
      むき
      方位・方向・方角
      方形 
      行き先・向かう場所
      田舎(いなか)・地方
      ある一定の地域
      四角形
      正方形・長方形
      ただしい・正直
      整理整頓・整列
      ならべる・ならぶ
      くらべる・比較する
      方法・やりかた
      手段・技術
      二乗・自乗
     「まさに」
     「ちょうど今・まさしく」
     「はじめて」と読み
     「やっと・ようやく(漸く・要約)」
      さまよう・彷徨
      ぶらぶらと歩きまわる
      他人を呼ぶ敬称
      係・担当者
      かた・ころ
      夕方・朝方
  旅=㫃(はた・旗)+从(人がしたがう)?
    㫃=方+人
    エン
    旗・吹流し
    旗が風になびくさま・翻るさま
    旅籠(はたご)=宿屋
           =食事つき宿泊施設
    元々「馬料入れの丈の低い竹籠」
    旅籠(はたご)=江戸時代の
    旅人を宿泊させ、食事提供する宿屋
    旅籠屋(はたごや)の略
    木賃宿
    木賃=自炊宿泊代金=素泊まりの薪代
       ユースホステル
    旅籠
    大旅籠(本陣)
    中旅籠(脇本陣)
    小旅籠
    格式による
    参勤交代の大名家や
    公家、勅使等の
    宿泊場として身分の高さ順に
    旅籠の格式順にあてがわれた
    格式が高い旅籠の主人には
    苗字帯刀、門や玄関、上段の間
    を設置できる特権が認められた
    一般旅籠
    飯盛女の有無による区分
    平旅籠=専ら宿泊
    飯盛旅籠=食売旅籠
         飯盛女などの接待がある
         遊興的な宿 
    ↓↑   ↓↑
    㫃=「方+人」≠「方+𠂉」
   「𠂉」≠「人」・・・
   「𠂉」=髪挿し・櫛
       竹=𠂉+丨+𠂉+亅
         ノ+丅+ノ+丁
         ノ+一+丨+ノ+一+丨
         亇+亇(コ・カ)
         亇=ノ+𠄐
           ノ+乛+亅
          ・・・ケヶ=け⇔毛
         个=𠆢+丨
           𠆢≠人
           合
         ↓↑
      ・・・尓(なんじ・ジ・ニ)
      「尓=𠂉+小=爾
         𠂉+亅+ハ
         ジ・シ・ギ・キ
         その・それ・そうである
         しかり
         なんじ=二人称代名詞
         ↓↑
         ブルジン鎮(布尓津鎮)
         新疆ウイグル自治区北部
         アルタイ(阿勒泰)地区
         中西部の県都
         ↓↑
       竹=ノ+丅+ノ+丁
         ノ+一+丨+ノ+一+亅
         チク・たけ
         異体字「𦺇・⽵・䓯・𥫗」
         ↓↑
    𠂉=竹櫛・竹串
      竹竿+𠂤
      竹竿+丿+㠯
      旗指物(はたさしもの)の
      竿の頭のから
      標布を固定する横棒(𠂉)
      ↓↑
      毎=𠂉+毋(ブ・ム・ない)
        マイ・バイ
        ごと・ごとに
        たび(度)に=毎度・毎+年月時
          母(ボ・はは)
          毌(カン・つらぬく・貫)
    ↓↑
  旅=方+𠂉+𧘇・・・「」
    方+𠂉+ノ+𠄌+乀+ノ
    亠+勹+𠂉+ノ+𠄌+乀+ノ
    丶+万(萬)+𠂉+ノ+𠄌+乀+ノ
   =捛=扌+呂・・・膂(リョ・せぼね)
    リョ
    ロ
    たび
    いくさ
    たびする・よその土地に行く
    軍隊
    周代の軍制で一旅は五百人の部隊
    士兵追随着戦旗・行軍征戦
    戦争
    たくさんの人々
    「㫃(はた)+从(人がしたがう)」
    易(エキ)の六十四卦の一
  順=川+頁
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 旅(たび)
 旅(いくさ)
 御旅所(おたびしょ)
  神輿を本宮から移して
  一時的に安置しておく場所
 軍旅=軍隊・軍勢力
 逆旅=宿屋・旅館
 行旅=旅行すること・旅人
 死出の旅
 戎旅(ジュウリョ)=軍隊・戦争
 ↓↑
 一旅中興
  一旅=五百人の兵士
  中興=復興
 一成一旅
  統治している土地が狭く
  国民が少ないこと
  衰退した国などが
  努力によって勝利をおさめ
  元の状態を取り戻すこと
  一成=十里四方の狭い土地
 人生羈旅(キリョ)=一生
   羈旅=旅
 万物逆旅(ゲキリョ)=天地
   逆旅=旅館・宿
   全てのものが
   生まれてから消えるまで
   一時的な間に宿る場所
 ↓↑
 いとしい子には旅をさせよ
 かわいい子には旅をさせよ
 門松は冥土の旅の一里塚
 めでたくもありめでたくもなし
 ↓↑
 逆旅=旅館・宿屋
    逆=迎える
 三人旅の一人乞食
  三人で事をすると
  一人は損をすることが多い
 旅路の命は路用の金
  旅先で頼りになるのは所持金
 ↓↑
 「屍=尸+歹+𠤎(匕七ヒ)
    シ
    しかばね・かばね」
      ・・・姓=女+生(𠂉+十+一)
 ↓↑
ーーーーー
 ・・・???・・・
 ↓↑    ↓↑ 
 ボクの「古事記字源」の発端・・・
https://haa98940.wixsite.com/mysite/blog/archive/2021/11
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 干支歴
http://meisiki.bake-neko.net/keisanBXG4.html